2019年3月5日 12:38
『翔んで埼玉』社会現象級ヒットの予感!?「カメ止めに続く大当たり映画」
~3(日)は、アカデミー賞作品賞を受賞した『グリーンブック』を抑えて動員数20万4,770人、興収2億8055万8,300円という数字で土日2日間の興行成績は公開1週目を上回った。この事態は極めて稀で、動員数は前週比107.2%、興行収入は108.3%と、あの『ボヘミアン・ラプソディ』の公開2週目(動員対比107.3%、興収対比109.6%)に倣うかのような伸びとなっている。
客層は学生からシニアまで幅広く、平日も好調に推移していることもあってか、公開10日間の累計は動員数73万9,028人、興行収入9億580万7,800円となり、興行収入30億円も見越せる数字をたたき出している。
◆ご当地・埼玉で大ウケ!「伝えたいのは地元愛」
本作は魔夜氏独特の耽美な世界観を、二階堂さんやGACKTさん、伊勢谷友介、京本政樹ら眉目秀麗な面々が“ガチ”で演じることによって、実在の県を取り上げながらも徹底したファンタジー・コメディとなっている。
そのうえで、彼らが演じる<伝説パート>と、島崎遥香や麻生久美子、ブラザートムが演じる埼玉県熊谷市在住の家族がその“都市伝説”に触れることで、メタ的に郷土愛を再認識する<現代パート>の二部構成になっている点も特徴だ。