2020年3月10日 11:50
佐藤健「恋つづ」から『るろ剣』まで計り知れないその魅力
で連載を持つ人気漫画家になることを目指す主人公の高校生・サイコーを佐藤さん、相棒となるシュージンを神木隆之介が演じた。当初は「逆じゃない?」と言われたキャスティングも、いまとなっては全く異論なし。クールに見えても内なる熱さを秘め、ともすればひとりで突っ走ってしまうサイコーは佐藤さんにぴったり。神木さんとの息の合ったバディ感も、まるで「恋つづ」来生先生(毎熊克哉)とのコンビみたい!?
猪突猛進型の料理人に「天皇の料理番」(2015)
医師・天堂浬の「ドSの“S”はストイックの“S ”」と説明されたという佐藤さん。今作のどこまでもストイックでありながら猪突猛進型、真心で料理と向き合い、人に恵まれ、ちょっぴり惚れっぽい料理人・秋山徳蔵役には頭をまるめて挑んだ。調理シーンは吹き替えなし、料理人さえ舌を巻く包丁捌きをマスターするなど、“らしさ”全開。『ひとよ』でも兄役だった鈴木亮平との兄弟愛は涙を誘い、黒木華や桐谷健太、柄本佑など共演陣も豪華。
ひねくれた分析男子『何者』(2016)
佐藤さんに菅田将暉、有村架純、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之という豪華俳優陣による就活映画。就活という、“自分らしさ”を強制的に可視化・具現化させていく作業の傍ら、Twitterの裏アカでは他人に言えない本音をつぶやき、一歩引いて仲間たちを見る主人公・拓人役に。