くらし情報『「椿の花咲く頃」ラブコメ×サスペンスに隠された心に沁みるメッセージ』

2020年8月4日 19:00

「椿の花咲く頃」ラブコメ×サスペンスに隠された心に沁みるメッセージ

現在、映画『最も普通の恋愛』が日本公開中の彼女が演じるのは、ある架空の海辺の町<オンサン>に暮らす30代のシングルマザー、ドンベク。

この<オンサン>はカンジャンケジャン(カニの醤油漬け)で有名な小さな町で、住民全員が知り合いという横=地域の繋がりも、縦=親子の繋がりもとりわけ濃いコミュニティ。その片隅で「カメリア」(椿の英名)という飲食店を営みながら、未婚のまま8歳の息子ピルグ(キム・ガンフン)を育てるドンベクは、町に来て数年がたってもどこか浮いた存在だ。

そんなドンベクに、カン・ハヌル演じる、オンサン育ち、商店街の組合会長トクスン(コ・ドゥシム)の三男坊で警察官のヨンシクがひと目ぼれ。愛情たっぷりに育てられた彼は、超ポジティブ思考で愚直ともいえるほどに思い立ったら一直線、誠実で情に厚く、何度フラれてもドンベクに想いを伝えることをやめない。

「好きなタイプを言ってください、合わせますから」と食い下がるヨンシクに、あきれ気味のドンベクが答えたタイプは “「トッケビ」のコン・ユ”。田舎の朴訥青年がコン・ユに勝てるわけがない…と思いきや、ヨンシクの大らかな優しさと前向きさに、7歳のとき母親に捨てられて以来ずっと孤独で、心を閉ざして生きてきたドンベクは惹かれていくことになる。

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