2021年12月17日 18:45
「SNSはツールの1つであることを忘れちゃいけない」臨床心理士・みたらし加奈に訊くSNSの向き合い方
性教育って、セックスのHowToを学ぶ学問みたいな感じで日本だと捉えられがちなんですけれど、1人の人間が1人の人間として生きていくこと、すべてを包括しているのが私は性教育だと思っていて。その中にメンタルヘルスももちろん含まれていると思うので、そういう側面でもいろんなことに触れながらきちんと性教育の大切さを教えてくれる、そういう教科書みたいな作品だなと。私が10代のときにあってくれたら良かったなと。それは『ディア・エヴァン・ハンセン』もそうですけれど、そういうことはすごく感じました。好きなキャラクターはメイブと、一番好きなのはルビー。友だちになりたいなって。
奥浜多様な女性の姿が描かれていますね。
みたらしゲイの描かれ方なども、日本だとありがちなのがステレオタイプみたいな“女性っぽい”とか、少し“弱い”、メンタルヘルス的にセンシティブな部分があるという描かれ方をしがちなんですが、そうじゃない。
いろんなタイプの方たちが出てくる。本当にグラデーションの中にみんないるんだっていうことがしっかり描かれているのがすごい。本当に日本でもこういうコンテンツ出して~って思います。
ノンバイナリー(性自認を男性・女性という枠組みに当てはめない)