くらし情報『話題の韓ドラはエミー賞受賞の海外ドラマを意識!?「ある日~真実のベール」「調査官ク・ギョンイ」』

2022年1月2日 14:00

話題の韓ドラはエミー賞受賞の海外ドラマを意識!?「ある日~真実のベール」「調査官ク・ギョンイ」

話題の韓ドラはエミー賞受賞の海外ドラマを意識!?「ある日~真実のベール」「調査官ク・ギョンイ」

そんなヒョンスの弁護を引き受けるのが、留置場に入り浸り、真実よりも生活のために“顧客”を探すどん底の三流弁護士シン・ジュンハンだ。今作では、このジュンハンを演じるチャ・スンウォンがすこぶるよい。足先にまで広がったアトピー性皮膚炎に悩まされ、サンダル姿で拘置所や裁判所をうろつき、キム・スヒョンが小柄に見えるほどの体格(188cm)でありながら飄々とした佇まいで可笑しみを与えている。性別違和を抱える刑事を演じたノワールアクション『ハイヒールの男』(2014)や、冷酷な組織のボスを演じた近作の映画『楽園の夜』(2021)からの変貌ぶりに驚く人も多いだろう。


話題の韓ドラはエミー賞受賞の海外ドラマを意識!?「ある日~真実のベール」「調査官ク・ギョンイ」

弁護士ジュンハンは、ヒョンスの生真面目な人柄を知るにつけ、彼の無実を信じて真実を追うことになる。意識の変化の1つのきっかけは、別居中の娘の存在だ。娘の学校の職業体験授業で、“右手に罪の重さを量る天秤を持ち、左手には断罪のための剣を持つ”ギリシア神話に登場する正義の女神像について話すうち、弁護士としての誇りを思い出していく。その像が目隠しをしているのは理由があり、「罪を裁くときには人の外見や職業、性別などに偏見を持たない」という意味が込められているという。

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