2013年6月2日 09:00
松浦氏が明かした、avexの成長”裏”戦略 - シーバス ビジネスセミナー
小室哲哉らの活躍で、"エイベックス"という企業がその後大きくなっていったのはご存知のとおりである。
そうした中、松浦氏は1997年から自身でもアーティストのプロデュースを始める。その理由については「小室さんが威張って仕方がなかったから(笑)」と笑いを誘った後、「小室さんがいなくなったときの会社への影響度を考えて」と経営リスクを考慮しての選択だったことを明かす。「やり方は見ていたので自分でもできるのではないかと思えた」と、当時の心境を語った。
講演では、自身がプロデュースしたアーティストのデビュー秘話も紹介。
Every Little Thingに関しては、「ある日、持田香織が”TRFになりたい”と、母親と一緒にやってきた。歌声がZARDのようだったので、『友&愛』上大岡店の元店長で、当時、某スタジオの電話番をしていた五十嵐充(後にELTにメンバー入り)に曲を作らせ、毎週日曜日に収録してデモテープを送らせた。小室さんや織田哲郎さんには採用してもらえなかったが、いけるかもと思い、自分でプロデュースすることにした」と説明。
浜崎あゆみについては、「元々は、かわいいと評判だったベルファーレの店員。