サラリーマンの子供にも"帝王学"を! 元銀行員に聞く"家族とお金"のあり方
元メガバンク支店長の著者が信用金庫への預金を薦めるなど意外性と説得力のある内容で40万部のベストセラーとなった書籍『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム)。その第二弾でこちらもベストセラーとなっているのが、『家族のお金が増えるのは、どっち!?』だ。そこで以前掲載した第一弾の『お金が貯まるのは、どっち!?』のインタビューに続き、第二弾『家族のお金が増えるのは、どっち!?』について、著者の菅井敏之氏にインタビューした内容を紹介したい。
同書は、お金に好かれる「親子」と「夫婦」の法則を解説。家族全員が安心して暮らすために知っておきたい「お金の話」を伝授する。巻末特別付録として「家族のお金が増える書き込み式ライフプラン表」が付く。
主な内容は、「親は自分の『資産の内容』を子どもに教えるべきか?」「家計が苦しいとき、親は子にどんな説明をすべきか?」「自分と『同じ銀行』に、子どもに口座をつくらせなさい」など。
○人生を生きる人々は皆「経営者」
――前回インタビューさせていただいた『お金が貯まるのは、どっち!?』は今でも書店で平積みされてロングセラーになっていますが、その理由はどんなふうに思われますか?
実はこの本は若い年代を意識して書いたのですが、実際手にとられて読まれたのは50代、60代の方も多くて、息子さんに読ませたいという形で広がっていったようなんです。