佐野ひなこ、逆境バネに立ち向かうグラビアと演技 - 51センチくびれ秘話、読モ前後の奇縁、恩人との出会い
●厳しい環境や試練があってこその"成長"
バラエティからグラビアまでマルチに活躍中の佐野ひなこ(21)。昨年から今年にかけて女優業にも活動の場を広げ、新たな一面を見せている。
今年は7月クールに放送された『デスノート』の"ミサミサ"こと弥海砂役で注目される存在となったが、それよりも前に撮影していたのが映画初出演の『探検隊の栄光』(10月16日公開)だった。フェイクドキュメンタリーの撮影で悪戦苦闘する落ち目の俳優・杉崎正雄を藤原竜也が演じ、佐野はその光景を終始冷ややかに見つめるAD・赤田たまきを演じる。
当初は苦手意識を抱いていたという演技やグラビアで活躍する今、どのような心境で仕事と向き合っているのか。今回のインタビューでは読者モデル時代までさかのぼり、そのルーツを探りながら、『探検隊の栄光』でメガホンを取った恩人・山本透監督との関係性も取材。逆境で開花する才能の原点に迫った。
――今回が初めての映画ですね。
『水球ヤンキース』(フジテレビ系)、『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)、『デスノート』(日本テレビ系)と昨年からドラマ出演が続いていますが、映画の現場ではどのような違いを感じましたか。