くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (9) デスノ、10年後復活には裏テーマがあった!「GANTZのその先へ」「桐島の真逆」』

2016年10月27日 12:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (9) デスノ、10年後復活には裏テーマがあった!「GANTZのその先へ」「桐島の真逆」

が多くなっています。オリジナル脚本で成立している作品でも、三谷幸喜監督、北野武監督、是枝裕和監督など、監督としての実績やネームバリューがある方々の作品です。観客にとって映画を観るためには、1800円というお金とともに、映画館への往復の時間も含めて数時間以上の貴重な時間も費やさなければならないという、ハードルの高い娯楽です。だから選択には慎重になるのも仕方ありません。そうすると、「原作モノ」や「実績のある監督作品」など、原作が大ヒットしているから、前作が大ヒットしているからといった「よりどころ」をどうしても求めてしまうんだと思います。

だから「オリジナル脚本」での成立は難しい。信介監督と2人で「オリジナル脚本」で攻めるのは「挑戦」にはなるけれど、「成功」するには大きな壁がある。いろんな企画を試行錯誤しましたが、その時点ではその壁を超えると思える「面白いネタ」が見つからなかった。
また、僕と信介監督としては、より多くの観客に楽しんでもらえる「エンターテイメント作品」にもこだわっていました。「オリジナル脚本」で「作家性の強い作品」を目指すのは2人でやることではないと。小さい企画ではなく、信介組が再集結して挑むに値するプロジェクト、僕ら2人だけが満足するものではなく、大ヒットを狙えるとともに、スタッフ全員が「その先」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.