くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (9) デスノ、10年後復活には裏テーマがあった!「GANTZのその先へ」「桐島の真逆」』

2016年10月27日 12:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (9) デスノ、10年後復活には裏テーマがあった!「GANTZのその先へ」「桐島の真逆」

と思えるものを求めていたので、時間がかかりましたね……。

そんな感じで、2011年は具体的な企画を立てることができず、悶々とした日々を過ごしていました。信介監督も『GANTZ』が当たっちゃったもんだから、たくさんオファーが来てしまって(笑)。僕として、信介監督のスケジュールを拘束しているわけではないんですが、一応ずっと企画検討は一緒にしていたので、「この仕事(先に)やっていいですか?」と確認の連絡をしてくれるんです。そうして2人の企画が成立する前に、信介監督は大ヒットシリーズ『図書館戦争』と巡り合うことに(笑)。それ以降も信介監督はドンドン新作オファーが重なって、「『GANTZ』のその先」を考える時間は少なくなっていきましたが、それでも定期的に連絡は取り合っていました。
私の方も2012年にそれまでの私のエンターテイメント超大作路線とは真逆と言ってもいい、映画『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八監督)をプロデュースしたのですが、これが評価はとても高く、日本アカデミー賞最優秀作品賞など映画賞を沢山いただきました。映画プロデューサーとして、『デスノート』『GANTZ』がそれまでの私の看板でしたが、『桐島、~』という新たなそして違う幅の看板ができました。

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