【婚姻届に判を捺しただけですが 6話】高杉真宙感謝祭とカプセルトイの魔法
そのことを唯斗に相談した結果、彼からとんでもない言葉が飛び出す。
「キスしようかなと思って」
「アッキーのこと好きになってもいい?」
唯斗は以前も「元気付けるため」とハグをしてきたが、キスにまで踏み込もうとするとは…。
唯斗の挑発に揺れ動く百瀬の心
これまでの言動から見て、唯斗は恋愛における自分のセールスポイントを理解していると考えられる。
それにしても(偽装結婚とはいえ)既婚者にここまでのアプローチをかけるなんてかなりの強心臓だ。
そしてドラマ中盤で開催された合コンで、百瀬と唯斗が再開。唯斗は強心臓を活かして百瀬を煽りまくる。
「ハグって別に夫婦じゃなくてもしますよね?俺もアッキーとしましたし」
「男女の友情って特別だと思うけど」
「愛のない結婚するよりもよっぽど深い関係築けるし」
この攻撃、百瀬への効果は抜群だが、場の空気もとんでもないものにしている。
取引のある職場の人間同士がかち合ったこの合コンにおいて、唯斗だけは仕事を気にせず会話をすることができる。
それにしたってやりすぎ感があるが、顔と仕草が最高に可愛いのでなんとなくほだされてしまう。
ヒヤヒヤとトキメキのシーソーゲーム。