【婚姻届に判を捺しただけですが 6話】高杉真宙感謝祭とカプセルトイの魔法
「あの百瀬が嫉妬という感情を覚えた…!」という感動はあるものの、相手の気持ちを考慮していない行動にはモヤっと感も残る。
しかしモヤっとしたまま終わらせないのが、このドラマだ。
意を決して離婚届と500万円を用意した明葉。そこに百瀬が帰ってくる。
明葉が集めていたカプセルトイのシリーズを手渡し、キスのことを謝る百瀬。
明葉を元気づけるためにはどうしたらいいか考えた結果、明葉が持っていないものが出るまでカプセルトイを回し続けることにしたらしい。
キスは嫉妬心や牧原への対抗心から生まれた衝動的な行動だが、カプセルトイは明葉のことを考えた上で出した百瀬なりの答えだ。キスシーンよりカプセルトイを回しまくるシーンにキュンとするなんて思わなかったが、そんなところも今作の魅力である。
百瀬の優しさに触れた明葉は500万円のこと先延ばしにしようとするが、お金と離婚届が見つかってしまう。
離婚を阻止したい明葉は百瀬にキスの理由を問い詰める。それを受けた百瀬は「なんで僕はキスをしたんでしょう」と首を傾げながら謝罪を重ねる。
百瀬の煮え切らなさにしびれを切らした明葉は、百瀬のネクタイを引っ張ってキスをする。