【婚姻届に判を捺しただけですが 7話】偽装夫婦の決断~高杉真宙と倉科カナの覚醒を添えて~・ネタバレあり
明葉への気持ちの大きさを自覚した唯斗は、今後どのような行動を起こすのか。非常に楽しみだ。
一方、香菜に触発された明葉は料理に挑戦することを決める。
一人暮らしの頃は夕飯を買ってくるのが普通だった明葉が百瀬のために料理をすると意気込み、対する百瀬は「お腹空かせておきます」と優しく微笑む。
仲の良い夫婦のような光景には「離婚前の最初で最後の晩餐になるかもしれない」という切なさを感じる。
そんな中、香菜も本気を出し始める。
香菜からの要望で休日に飲食店で打ち合わせをすることになった百瀬。料理の試作品を持ってきた香菜は「持ち込みはまずいですよね?」とけしかけ、百瀬家に上がりこむことに成功する。
家に入った途端「ここなら暮らしやすそう」「奥様が羨ましい」などとジャブを打つ彼女はかなりのやり手だ。
更に、帰り際に明葉と鉢合わせた際には、「そのポジション代わってもらえません?」「私いわゆる寄生先探してて」と身もふたもない言葉で宣戦布告まで行った。
明るいマドンナ気質の裏に少しの打算を隠し持っていた美晴と、どこまでも打算的な香菜。被るところもある2つの役を演じ分ける倉科カナに圧倒されてしまった。