くらし情報『【『正直不動産』第3話感想・考察】視聴者を心を掴む山Pの「毒舌」と「柔らかい」演技のギャップ』

【『正直不動産』第3話感想・考察】視聴者を心を掴む山Pの「毒舌」と「柔らかい」演技のギャップ

『正直不動産』では特に皮肉めいた毒舌が視聴者の笑いを誘うのだが、そんな毒舌キャラに時折見せる厳しくも頼れる上司の顔、お客様を想う優しい表情が掛け合わさることで素晴らしい相乗効果を発揮する。

これが山下智久が演じてこそ生まれた『正直不動産』の強みだと思う。

毒舌なのに愛おしい、永瀬の本音が与える魅力

とある謎の祠(ほこら)を破壊してしまったことで嘘がつけなくなる祟(たた)りに遭ってしまった永瀬は、商談中だろうと契約が吹っ飛んでしまうようなデメリットや本心が口から溢れ出てしまう。

しかも丁寧な接客とは一変、心の声はいつも毒舌である。

第3話では夫の退職金で商店街に駄菓子店を開こうとする夫婦が登場。しかし、希望あふれる二人に永瀬の水を差す一言が…。

「甘い。甘すぎます。
駄菓子屋で買った水あめに練乳かけたくらい甘すぎます。そんな年寄りのノスタルジーだけでお店の経営ができると思ってるんですか?」
正直不動産ーより引用

どストレートすぎる…!

確かに駄菓子店は客単価も低い。今の時代、「都会で経営は厳しいのでは…」と誰しもが思うだろうが、客となればはっきりと言えないことの方が多い。

それを何のオブラートにも包まず、放ってしまうのが当ドラマの見どころでもある。

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