【オールドルーキー 第9話感想】ついにクビ!?新町の行動は正しかったのか?綾野剛の熱い演技にも注目
高柳の考えは、アスリートと自分だけならまだしも、ビクトリーには大勢の社員と所属するアスリートがいる。
一人が身勝手な行動をすることで、会社に損失を出し、他のアスリートにも不安と緊張を仰ぐような事態にはしたくないのだろう。
会社を守らなければならない経営者として当然の判断であった。
震えるほどの綾野剛の熱演!
綾野剛と反町隆史の熱い演技が見られた社内での言い合いシーンも、今回ならではの見どころ。
熱い想いがぶつかり合う、二人は体も震え、目が血走っていた。
さすが大物俳優同士の共演。こちらも二人の緊張が伝わってきて息をすることを忘れてしまう。周りで驚きつつも気配を消していたビクトリー社員の気持ちがよくわかる。
「たった一人のために他のアスリートを潰すつもりか?」と問う高柳社長に、新町が放った一言。
「たった一人のアスリートを守れないでどうするんですか!!!」
これを聞いてハッとさせられた。
会社を守りたい社長と今目の前にいるアスリートを守りたい新町の考えは全く異なる様で実は近いのかもしない。二人とも何かを守りたいという気持ちは同じだから。
「木を見て森を見ず」という言葉があるが、高柳の言う会社とは森のことで、新町の言うアスリートは木に近い。