2023年5月17日 16:54
【『ラストマン』感想4話】今田美桜と永瀬廉、二人が物語に添える虹のいろ
と、彼女の心身の傷を包み込むように語りかける。
その言葉に、軽やかに生きているように見える皆実のこれまでの痛みや、若い吾妻がこれからも警察の中で立ち向かわねばならないだろう理不尽が透けて見えるようだ。
それでも、生きていれば虹はかかる。うつむかなければ虹を見る日が来る。
勇気を出して綴った点字の手紙と、10年忘れなかった優しさの間に虹がかかったように。
時に善悪の境界線さえ見失ってしまいそうな混迷の日々を、懸命に生きていく人たちに届く言葉だと思った。ドラマコラムの一覧はこちら
[文・構成/grape編集部]
かな
Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。
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