聖夜にあえておすすめしたい『異色の』クリスマス映画傑作5作
果たしてジョン・マクレーンは、聖夜に人質たちの命を救う奇跡を起こせるのでしょうか…結末はぜひその目で確かめてみてください。
『グレムリン』
次は、巨匠スティーヴン・スピルバーグが制作総指揮を務めた、1984年公開のモンスターコメディ映画『グレムリン』です。
物語は、発明家をしているランダル・ペルツァーが、クリスマスに息子へのプレゼントとして、フワフワの生き物『モグワイ』を購入したことから始まります。
水に濡らさない、日光に当てない、真夜中過ぎにご飯を与えない…この3つのルールを期せずして破ってしまったことで、クリスマスの夜は阿鼻叫喚の大パニックに陥ってしまうのでした。
1980年代アドベンチャー映画の巨匠であったジョー・ダンテ監督が贈るブラックジョーク満載の本作。
モグワイが凶悪に変身した姿である『グレムリン』たちの邪悪な悪戯にハラハラするものの、彼らが心底楽しそうで思わず笑ってしまう不思議なさじ加減が、絶妙の味わいをもたらしています。
『グレムリン』は、本国ではもちろんのこと日本でも大ヒットを記録。主人公の相棒である心優しきモグワイ『ギズモ』のキュートさはブームとなりました。