2021年2月9日 18:22
「こんな缶詰、初めて!」 珍しい『中身』に島の人の想いが詰まっていた
というご要望もあるので。
例えば、漁港のおばあちゃんがサザエを剥いてくれないと作れない商品もあります。数が作れないので、人気が出すぎても困る商品なんですよ。
そういった商品は、わざと目立たないように販売します。
全部が全部、『たくさん売れることが目標』ではないため、生産者の方々と商品を作る時に「どういう目的で商品を作るか」というお話をさせていただきます。
でもやっぱり開発コストもかかるので、販売価格や生産可能数は協議を重ね、作るか作らないかを決める1つの判断材料にはしています。
――商品化後の反応はどうだった?
3商品を購入されたお客様からは、「ちょっとお高いけど、日本酒のお供に楽しんだ」などのお声をいただいています。
百貨店や駅でのポップアップ、インターネットでの販売も進んでいますよ!
――生産者の想いを形にして改めて思ったことは?
生産者の場合、おいしい食品を作れる一方、商品企画が苦手だったり、マーケティングノウハウがなかったり、販路がなかったりと、構造的な三大課題が重くのしかかっています。
インターネット上には、簡単に使えるプラットフォームがたくさん登場していますが、うまく活用できていません。