くらし情報『歴史的快挙惜しくも断念…長女が語る三浦雄一郎さんの食事』

歴史的快挙惜しくも断念…長女が語る三浦雄一郎さんの食事

あとのりも大好きで、大きなのりをちぎっては味噌汁に散らすことも」

そんな「三浦家の食卓」のポイントは「骨を強くする」こと。

「朝起きたらすぐに飲むのは、カルシウムたっぷりの赤ちゃん用粉ミルクに粉末緑茶、ココア、蜂蜜などを入れた特製ドリンク。登山の際にも携行するナッツ入りのスペシャルパンケーキもよく作ります。ほかにも体にいいものはなんでも混ぜ入れますね。一度、納豆を入れたことがあり、さすがに糸を引くパンケーキだけは、家族から不評を買っていました」

1人で食事するときは、コンビニで買ってきた骨入りサバ缶に、キムチ、納豆、生卵、そうめんなど、いろんな食材を豪快に混ぜて食べることもあるという。そこにはこんな背景がある。

「76歳のときに、スキー中の事故で大腿骨と骨盤3カ所を骨折。一生寝たきりになってもおかしくないほどの大けがを負いました。
そのとき母が、毎日、病室に運んでいたのが、サケの頭を大根や昆布と一緒に圧力鍋で煮込んだ料理。骨ごと食べられる料理を毎日食べたことで、驚異的に回復していきました。その後簡単に食べられるサバ缶なども、食卓にのぼるようになりました」

祖父・敬三さん(享年101・100歳まで現役のスキーヤーだった)

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