「入浴は17時までに」「野菜は電子レンジで下茹でを」冬の“賢い節ガス”7か条
「お風呂から出る際、熱い湯につけてしぼったタオルでホットタオルの要領で体を拭くと、寒いからと温かいシャワーを浴び続ける必要がなくなります」(柏木さん)
【3】ソープやシャンプーの使用量を減らす
ボディソープの使用量は「1人ワンプッシュで十分」と三木さん。
「たくさんボディソープをつけてしまえば、それだけ洗い流すのに時間がかかります。シャワーを出している時間が長くなれば、当然ガス代がかかります」
柏木さんは、お風呂掃除用洗剤は「不要」だと説く。
「気温の高い時間帯に、手持ちブラシなどを使ってお掃除すれば、よほど汚れている場合以外は、水でも落ちます。ブラシがあれば洗剤もいらないくらいです」
■キッチンの節ガス
【4】下ゆでは「レンジアップ」で
「調理の下ごしらえでは、電子レンジを使いましょう」と三木さん。
経済産業省・資源エネルギー庁の調査では、じゃがいもや里芋など根菜の下ごしらえにガスコンロを使用した場合(9.48立方メートル)は年間約1540円のガス代がかかるが、電子レンジ使用の場合(22.01キロワット時)は年間約590円と、年間約950円もの節約になるという。
「シリコンスチーマーを器にして、野菜を入れ、軽くかける程度に水をまぶしてレンジアップ(=ガスゼロ)