くらし情報『不登校の要因、保護者は「先生との関係や学校」と考える一方、学校側は「本人の無気力・不安」と認識』

2024年1月17日 07:00

不登校の要因、保護者は「先生との関係や学校」と考える一方、学校側は「本人の無気力・不安」と認識

として挙げたのは「本人に係る状況(無気力・不安)」で、51.8%に及びました。次に多かったのは「本人に係る状況(生活リズムの乱れ・あそび・非行)」で11.4%となっています。したがって学校側としては、子ども本人に要因があるという認識が強く、先ほどの保護者の回答と比較すると両者の認識に大きな隔たりがあると言わざるを得ません。このギャップが不登校の問題にマイナスの影響を及ぼしている可能性は否めないでしょう。

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(※1)数値は、保護者向けアンケート内で保護者から回答を得た「子ども」777人を分母とした割合。また、「子ども」とは現在・過去を含み不登校開始時に小学生~高校生の方
(※2)国公私立小・中学校

[*1]文部科学省:令和4度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

86%の親が不登校の子どもへの対応や将来に悩んでいる

Mynavi data 43

多様な学びプロジェクト「不登校の子を育てる保護者のニーズ調査」より

続いて、保護者の悩みの状況を見てみましょう。現在の子どもへの対応や子どもの将来について「悩んでいる」人は86%に上りました(「すごく悩んでいる」

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