付き合う前には「ママ気をつけたほうがいいよ」と忠告してくれた娘が、「彼しかいない」と言ってくれた。新山千春さんインタビュー【3】
ビデオ通話してみようかな?」なんて言って通話をすると、もあはビデオ通話中の画面を覗いて「ちゃんと写真と同じだ……」と。すると今度は「絶対にサンフランシスコに彼女がいるから!ママ、本気にならないように気をつけたほうがいいよ」と忠告をしてくれたり(笑)。
「別れたら傷つくやつだ……」本気の気持ちに気づいて
ーーまるで、しっかり者の友達みたいですね(笑)。
新山そうなんですよ。私の母親、つまりおばあちゃんも交えて恋バナをしたりもして、もあや母親とそういうやりとりをすることもそれまでなかったのでそれも新鮮で、「もし仮に彼とうまくいかなくても、いまがこんなに楽しいからいいや」と思えましたね。
ーー親子三代で恋バナなんて楽しそうです。
新山私が彼と付き合うようになってからは、もあは「ママ恋してるじゃーん!」なんて茶化しつつ、「私も気になっている子がいるんだけど」と話してくれるようになりました。それまでよりもお互いなんでも話せる関係性になれたような気がしています。
それと恋愛をしてよかったと思えたのは、まず自分自身が変わったことかもしれません。がんばりすぎていない日常に、幸せを見出せるようになったと思います。