トイレや浴室、納戸などの高窓なら大丈夫だろうと施錠しない方も見られますが、これらの窓は道路や表から死角になっていることが多く、近くに足場となるものがあれば比較的簡単に侵入できるため狙われやすい窓であるといえます。外出時はもちろん、家の中に居る時でも長時間離れる場合は施錠しておくと安心です。それでは、以下で窓の防犯対策を見てみましょう。【対策その1】ワンドア・ツーロックにする玄関と同じく、1つの窓に対して2つ以上の鍵をつける「ワンドア・ツーロック」は防犯の基本です。後付けタイプの簡易ロックを取り扱っているホームセンターも多いので、用意しておくと安心です。
【対策その2】カーテンを閉め切ったままにしないカーテンをいつも閉め切ったままにしていると、留守だと思われて泥棒に狙われる可能性があります。人の気配を感じさせるために時々カーテンを開けたり、目隠しになるレースカーテンなどを付けたりすると良いでしょう。また、カーテンは外からの光を反射して室内を見えにくくするミラータイプのものや、室内の光や影を外にもらしにくい遮光タイプのものが効果的です。
【対策その3】窓の近くに足場になるものを置かない植木、脚立など、侵入時の足場になりそうなものは置かないようにしましょう。