【誰もがやる大失敗…】ティッシュまみれの洗濯物を救出する手段、大公開!
できれば短時間で解決したいので、スピードコース(洗い3分・すすぎ2回・脱水)で水洗いをしました。また、酢(または柔軟剤)を加えることも試しました。ここで酢や柔軟剤を加える理由を確認しておきましょう。すすぎの段階で酸性の酢を加えると石けんのアルカリ性を中和するので洗濯物のごわつきを防ぎ、柔らかくすることができます。そのため、石けん洗剤を使っている洗濯には柔軟剤代わりに酢を入れると、自然な手触りのお肌に優しい洗濯物に仕上げることができます。一方、柔軟剤の中の界面活性剤は繊維への吸着性に優れ、繊維の表面を覆います。また、柔軟剤を使うとすべりがよくなり、摩擦が少なくなるので静電気の発生そのものも少なくなります。酢でも柔軟剤と同じような効果があり、この作用によって服と同じくティッシュもコーティングされて離れやすくなり、乾いた時も静電気が軽減されてティッシュが取れやすくなるのです。
今回は身近にある酢を使うことに。では、検証スタート!
まずは洗い直す前の、ティッシュまみれの洗濯物をじっくり観察。色の暗い綿シャツにはこびりついたティッシュがよく見えます。ティッシュのまとわり方は、洗濯物の繊維の種類によって異なります。