忙しい主婦のための、正しいアイロンのかけ方を基本から徹底解説
■アイロンを「滑らせる」広範囲をアイロンがけするときには、滑らせるようにすることがポイントです。このとき、力を入れすぎてはかえってシワを増やすことになってしまうので、くれぐれも注意しましょう。力まずに前方へとスイッスイッとリズミカルに滑らせるようにしてください。■アイロンで「押さえる」細かい部分をアイロンがけするときや、折り目をきっちりとつけたいときには、押さえるようにしてアイロンをかけます。もちろん、押さえるときもすべらせるとき同様に、不必要な力を入れることのないようにしましょう。大事なのは向きです。必ずアイロンを握っている手の真下に、折り目などを置き、まっすぐに力が伝わるようにしなくてはいけません。■アイロンで「ふかす」セーターなどをふんわりと仕上げたいときには、アイロンを1cmほど浮かせてスチームをかけます。
これを「ふかす」といいますが、毛足の長い繊維にアイロンをかける際にも使うことができるテクニックです。■左手も仕事をする右利きの人ならば左手ということになりますが、アイロンを持っていない方の手をどう動かすかも重要です。常に生地を引っ張りながら持つことで、よりしっかりとシワを伸ばすことができます。