弔電の送り方と基本的なマナーとは?故人との関係性に応じた文例をご紹介
【その2】忌み言葉は使わない弔電では縁起を重んじるため、忌み言葉は避けることがマナーです。忌み言葉とは葬儀などの場では避けるべき、不吉なことを連想させる言葉のことです。具体的には「重ね重ね」や「たびたび」などの重ね言葉、「再三」「重ねて」などの繰り返しを指す言葉、「生きる」「死ぬ」などの生死を直接的に表す言葉、「四」や「九」などの不吉な言葉を指します。【その3】宗教によって言葉を選ぶ葬儀の宗教の形式によって、使うことを避けた方が良い言葉もあります。例えばキリスト教の場合、仏教の死生観に基づく「ご冥福」や「成仏」「供養」「往生」「冥途」などの言葉は避けてください。またキリスト教では「死は永遠の命の始まり」とも考えられているため「ご愁傷様です」などの悲しみを表す言葉も使いません。【その4】弔電で使用する敬称弔電では、故人の名前を直接書くのではなく、喪主からみた故人との続柄を以下のように敬称で表すのがマナーとされています。・父:ご尊父様、お父様、お父上様・妻の父:ご岳父様・配偶者の父:お義父様・母:ご母堂様、お母様、お母上様・妻の母:ご岳母様・配偶者の母:お義母様・祖父:ご祖父様・祖母:ご祖母様・夫:ご主人様、ご夫君様・妻:ご令室様、ご令閨様・息子:ご子息様、ご令息様・娘:ご息女様・姉、兄:お姉様、お兄様、または名前「○○様」