子どものお小遣い制は賛否両論。どんなことに注意すべき?【小学生の小遣い事情・後編】
【ご褒美として】■「お手伝いをしたらシールを1つ貼り、月末にその数の分だけお小遣いが貰えるようにした」(30代・主婦)1割にも満たない少数派ですが、ご褒美やインセンティブとしてのお小遣い制度を導入している家庭も。定額のお小遣いを与える前段階として、お金を使う練習をするためにご褒美制にしている、という回答もありました。
2. お小遣いの使い道は何でもOK?
では、お小遣いをもらった子どもたちは、何を買っているのでしょうか。そして、親御さんはその買い物についてどう考えているのでしょう。
【遊び道具】■「食べ物と本は、まだ親支払いということにしているため、おもちゃがメインのようです」(30代・正社員)■「夕飯が食べられなくなるので、おやつは勝手に買わない約束にしていました。好きなおもちゃなどを買っていました」(50代・主婦)子どもたちにとって誘惑の代表であるおもちゃ。主婦の皆さんは、「限られたお小遣いのなかでやりくりしてくれるなら」とおおむね好意的にうけとめているようです。たくさんあるおもちゃから、欲しいもの・我慢できるものを自分で考える力もつく、といった意見も見られました。
【おやつ】■「おもちゃや本などは親などが買ってあげることが多いので、ほとんどおやつ代になっています」