2018年12月27日 20:00
年末調整で生命保険料控除を賢く適用するためのポイントとは?実務上、夫婦共働きに多いもったいない事例もご紹介
新制度(平成24年1月1日以後の保険契約)
旧制度(平成23年12月31日以前の保険契約)
新制度の生命保険料控除は3種類、旧制度の生命保険料控除は2種類
新制度の生命保険料控除は、大きく、一般用、介護医療用、個人年金用といった3種類に分けられ、旧制度の生命保険料控除は、大きく一般用と個人年金用の2種類に分けられる特徴があります。
また、1つの種類ごとに、先に紹介した計算式にあてはめた生命保険料控除が適用されることになるため、新制度では、最大で120,000円の生命保険料控除が適用でき、旧制度では、最大で100,000円の生命保険料控除が適用できます。ちなみに、支払った生命保険料が、どちらの制度で、どの生命保険料控除の対象となるかわからないといった方もおられると思いますが、こちらにつきましては、保険会社などから送られてくる生命保険料控除証明書に必ず記載されておりますので、それを見ることによって確認することができます。
以下、制度の確認の仕方になります。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命生命保険料控除証明書【見本】
生命保険料控除証明書は、それぞれの保険会社によって書式が異なりますが、旧制度と新制度といった文言が必ず記載されているほか、一般用、介護医療用、個人年金用といった文言も必ず記載されています。