くらし情報『年末調整で生命保険料控除を賢く適用するためのポイントとは?実務上、夫婦共働きに多いもったいない事例もご紹介』

2018年12月27日 20:00

年末調整で生命保険料控除を賢く適用するためのポイントとは?実務上、夫婦共働きに多いもったいない事例もご紹介

紹介する例は、1枚のみですが、すべての生命保険料控除証明書を用意しておきましょう。

生命保険料控除証明書を見ながら給与所得者の保険料控除申告書へ記入する
給与所得者の保険料控除申告書記入例1


赤枠の部分が、生命保険料控除の適用を受けるために記入する欄となります。


給与所得者の保険料控除申告書記入例2


給与所得者の保険料控除申告書記入例3


向日葵太郎さんの加入している生命保険は、旧制度の一般用に該当しますので、一般の生命保険料の欄に記入します。

なお、保険会社等の名称や保険等の種類は、生命保険料控除証明書に記載されておりますので、その通りに記入することで足ります。


給与所得者の保険料控除申告書記入例4


生命保険料控除の計算式も記載されているため、すでに紹介した新制度なのか旧制度なのかを確認し、一般用、介護医療用、個人年金用を確認できれば、後は、それぞれの欄に同じように記入することで作成が簡単にできます。

実務上、夫婦共働きに多いもったいない事例を紹介

生命保険料控除は、多くの皆さまにとって馴染み深い所得控除ですが、その一方で、賢く生命保険料控除を適用できていないケースが見受けられます。

ここでは、筆者個人の実務経験によるものとなりますが、平成30年中に実際にあった相談事例の中から、生命保険料控除を賢く適用できていなかった2つの事例を紹介させていただきます。

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