くらし情報『老後の生活費はどのくらい必要?今から備えたい定年後の資金についてFPが解説!』

2019年10月18日 14:00

老後の生活費はどのくらい必要?今から備えたい定年後の資金についてFPが解説!

また、収入が多いからといってゆとりのある生活を送れるわけではありません。資産が底を尽きないかどうかの重要なポイントは、支出をコントロールできるかどうかです。

年代で違う取り崩し額。60歳代はマイナス11万円超
世帯主が60歳以上で無職の世帯では、平均47,000円の赤字(取り崩し)が発生していますが、この金額も世帯主の年代ごとにかなりの差があります。
老後の生活費はどのくらい必要?今から備えたい定年後の資金についてFPが解説!

特に、世帯主が60~64歳の世帯では毎月11万円を超える赤字となっています。60歳で無職の世帯は、65歳になるまで原則として老齢年金が支給開始されません。60歳で退職すると、65歳までは資産の取り崩し額が大きくなってしまいます。

ただし、このデータでは、60歳を超えても働く世帯の収支は含まれていないことに留意が必要です。


毎月数万円でも働いて収入を得れば、資産寿命は伸びる
現在は、高年齢者雇用安定法の改正によって希望すれば誰もが65歳まで働けるルールになっています。70歳、75歳と働き続けられる企業も珍しくありません。企業に勤めるほかに、フリーランスとして働く選択肢もあります。

現役のときと同じようにフルタイムで働かなければ…と気負う必要はありません。

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