不動産投資詐欺に遭わないために。典型的な手口&回避策をFPが徹底解説
手口②:手付金詐欺
「手付金を支払えば物件を押さえることができますよ」などと説明され、手付金として預けたお金を持ち逃げされてしまう手付金詐欺。物件の引渡し前に連絡が取れなくなってしまい、物件も手に入らないという状況になってしまいます。
複数人に同様の手口を使い、手付金としてお金を受け取っていることがあります。
手口③:満室詐欺
物件が満室であるかのように装って販売する満室詐欺。販売しているときだけ業者の関係者などが仮住まいすることなどにより、満室に見せかけているのです。業者の目的は物件を売却することですから、売却後は退去が続出します。
また、実際は空室であるのにカーテンをかけておくなどによって、満室を表現していることがあります。手口④:デート商法
恋人関係のように親密な関係を築き、物件購入をさせたあとに音信不通となるのがデート商法です。
「あなたとの将来を考えて、一緒に住む物件を購入しない?」などと話を持ち掛け、相手を物件購入へと導くのが特徴です。
購入した物件は、到底収益が望めない物件であったというケースもあるようです。「相手ともっと親密になりたい」という気持ちを利用した詐欺手法です。