2020年2月6日 20:00
副業禁止でも株式投資はOK?サラリーマンが稼ぐコツ&注意点をFPが解説!
いくら大きい会社であろうと個人の資産を制限する権利はありませんから、株式投資を禁止するという事はできません。
また、世の中には相続等で親の株式を相続されている方もいらっしゃいます。積極的に売買をしていなくても株を所持する事は株式投資です。会社が副業を禁止していたら、株式の相続もできないのでしょうか?そんな事はありません。株式投資は副業とはいえないでしょう。
法律上、就業規則で副業そのものを禁止する事は基本出来ない
「職業選択の自由」という言葉を聞いたことはないでしょうか?職業選択の自由は憲法で保障されている権利です。学生の時に授業で聞いたことがある人も多いでしょう。
そもそも会社の就業規則で副業を禁止していたとしても、就業後の時間で副業する事を禁止するのは憲法・法律違反です。
状況にもよりますが、副業を理由に懲戒免職にならない判例が複数出ています。
副業禁止のいくつかの注意点
とはいえ、副業ならなんでもしていい訳ではありません。念の為いくつかの注意点について触れてみましょう。
- 会社の本業と競合して損害を与えたり、会社の信用を下げる場合
- 副業で疲労してしまって本業に支障が出る場合
こういったケースの場合、法律的にも懲戒免職にあたる場合が考えられますが、株式投資がこれらに該当するとは考えられないので、まず問題ないでしょう。