賃貸の家財保険とは?補償の仕組み&必要性をFPがわかりやすく解説!
地震による火災や建物の倒壊で家財に損害が出た場合は、通常の家財保険では補償されません。
ただし、地震保険で付けられる保険金額は家財保険の保険金額の半分までですし、保険料もそれなりにかかります。お住まいの地域の大地震の可能性、建物の耐震性や耐火性、全損時の経済的ダメージなどをよく考えて、地震保険を付けるか付けないかを決めましょう。
家財保険の便利な使い方
家財保険でカバーされる損害の範囲を確認するとおわかりかと思いますが、カバーされるのは火災や自然災害だけではありません。そこで意外に多いのが、加入している家財保険で補償されるのを知らずに請求しないでいることです。例えば、落雷でテレビやパソコンが故障した場合、故障したもののみ、保険金額の範囲内で補償されます。不測かつ突発的な事故の補償が付いていれば、パソコンを運んでいる最中に落として壊した、などという場合にも補償されます。
必要な補償額の決め方
では、実際に家財保険に加入する際に、保険金額をいくらにするかの決め方について考えてみましょう。
保険金額が大きいほどいざというときに安心ですが、それだけ保険料も高くなります。
火事で全焼した場合に家財道具を一式買いなおすとして、自分の場合、いくらかかるのかチェックしてみます。