死亡保険金に税金はかかる?受取人が知っておきたい基礎知識をFPが解説!
保険金受取人…被保険者が死亡した際に保険金を受け取ることができる人:基本的には被保険者の配偶者または所定の範囲内の親族。指定する受取人がいない場合は?
生命保険に加入する際は、必ず死亡保険金の受取人を決めなければいけません。事情があり、どうしても加入時に受取人を決定できない場合は、受取人欄に「法定相続人」と記載することで保険に加入できる場合もあります。
法定相続人とは、民法で定められた遺産を相続する権利のある人のことです。指定する受取人がいない場合や、判断に悩む場合の取り扱いについては、取り扱いの保険会社にお尋ねください。
①相続税の対象
これまでに解説した内容をふまえ、ここから実際の税の話に入ります。まずは、死亡保険を受け取って「相続税」の対象となる場合についてです。
相続税が課税されるパターンは【契約者と被保険者が同一で、保険金の受け取りがそれ以外である場合】です。
つまり「自分のために、自分で加入した生命保険で、自分に万が一のことがあったら誰かに保険金を遺す」という場合は、相続税に当てはまるということです。
相続税とは
相続税とは、対象の方が亡くなることで発生する税金です。