子供の教育費はいくら必要?学費の平均相場&貯金しておくべき金額をFPが解説!
奨学金の注意点
資金計画の一つとして奨学金を取り入れるのはとてもよいと思いますが、一つだけ注意点があります。奨学金は、入学後4月~6月の間に振り込まれます。すなわち、入学前に必要な教育資金に関しては世帯で準備する必要があります。
奨学金の利用を検討する場合でも、入学前の一時金相当分は預貯金などで準備しておきましょう。
教育ローン
教育ローンは、国の機関が実施しているものと、民間の金融機関のものの2つがあります。制度や借入目的によって適切に検討しましょう。
国の教育ローン
日本政策金融公庫が実施している国の教育ローンがあります。世帯年収などいくつかの条件によって、金利や返済期間が優遇される場合がありますので、教育ローンを検討する場合は、まず日本政策金融公庫の教育ローンを検討しましょう。
民間の教育ローン
民間の教育ローンは、主に銀行が実施しています。民間が運営しているということもあり、無金利という商品は存在しません。金利が発生する以上は多少の家計の負担になりますので、民間の教育ローンは優先順位として最後のほうが賢明でしょう。
「つなぎ」として教育ローンを利用するという手も
民間の教育ローンも、使い方次第ではそこまで負担にならない場合もあります。