年金手帳がオレンジの人は要注意?表紙の色による違い・注意点をわかりやすく解説!
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年金問題と言えば、昨年には「老後資金2,000万円問題」が話題となりましたが、平成19年には約5,000万件の年金記録が誰のものかわからないという「消えた年金問題」で大騒動となりました。
現在も誰のものかわからない年金記録は約2,000万件あり、特に年金手帳の表紙がオレンジの人は要注意です。今回の記事では、年金手帳の表紙の色による違いと注意点について解説します。
公的年金の種類と基礎年金番号
日本年金機構|年金番号・年金手帳について
表紙の色は交付年月日で違う
表紙の色は、年金手帳の交付年月日などによって下記の4つに大別できます。
昭和49年11月に国民年金手帳と厚生年金手帳が統一され、オレンジの年金手帳になりました。1つの手帳にすべての年金記録(番号)が集約されるようになったのです。
さらに、平成9年1月には基礎年金番号の導入によって1つの番号ですべての年金記録が管理され、同時に年金手帳の色も青色に変わりました。
共済年金加入者には基礎年金番号通知書が送付される
共済年金加入者には年金手帳が発行されないため、基礎年金番号通知書の送付によって基礎年金番号が通知されます。