くらし情報『育児休業の取得条件と受給金額の計算方法、申請方法の流れとは?』

育児休業の取得条件と受給金額の計算方法、申請方法の流れとは?

一般的に「育休」と呼ばれているのは「育児休業」。労働者が育児のために仕事を休業することをいいます。

育児休業の取得率
育児休業制度の規定のある事業所は年々増えており、平成28年度には95%近くまで増え、規模が大きい事業所ほど規定しているところが多いようです。

それに伴って、育児休業を取得する女性も増えており、平成28年度には約80%の女性が育休を取得しています。男性の育児休業取得率も年々増えてはいますが、全体で5%に満たないのが現状です。

育児休業の取得条件は?

取得には条件があります。正社員の場合は以下2点を満たしていなければなりません。

  • 同一事業で1年以上働いている
  • 1週間に3日以上勤務している
また、契約社員や派遣社員、パートなどの場合は上記に加え、さらに3つの条件をクリアする必要があります。
  • 子どもが1歳に達する日を超えても、引き続き雇用が見込まれること
  • 子どもが1歳6ヶ月になるまでに契約期間が満了になることが明らかでないこと
  • 契約が更新される場合は、更新後の契約期間が子どもが1歳6ヶ月になるまでに満了することが明らかでないこと
派遣社員の場合、派遣先が変わっていても、派遣元で1年以上働いていれば同一事業で働いていると見なされます。

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