育児休業の取得条件と受給金額の計算方法、申請方法の流れとは?
育児休業の期間はいつからいつまで?
期間は原則的に、子どもが誕生してから満1歳になる前日までとされています。
ただし、子どもが1歳になった後も休業が必要と判断された場合は、1歳6ヶ月まで延長することができます。その場合は、育児休業が終わる2週間前までの申請が必要です。
最長期間は2年
1年6ヶ月の延長と同様に、保育所に入所できなかった、あるいは子どもの面倒をみてくれる人がいないなどの理由で休業が必要だと判断されれば、再度申請をして最長期間として2年間の育児休業を取得できます。
育児休業の延長要件
育児休業を延長せざるを得ない要件として、保育園に入所の申請をしたにも関わらず定員がいっぱいで入所できなかったり、面倒を見てもらう予定だった人や配偶者が疾病、負傷などで子どもの世話ができなくなったことなどがあげられます。
2017年3月(平成29年)の法改正で育児休業期間が延長に
平成29年3月の法改正により、今までは原則として1年とされてきた育休の期間が、最長で2年まで延長が可能になりました。保育園に入所できず、職場にも復帰が難しいとされてきたママやパパの負担が、少しではありますが軽くなったといえるでしょう。