予算のために諦めたこと3つ vol.3【住宅ライターの家づくり】
土地の購入も含めた家づくりでは、家にかけられる予算には限りがあります。
提示されたプランそのものはとても気に入っていて、ウォークインクローゼット分のおよそ4坪を減らす以外は変更したくありません。
このプランを実現するためには、予算のことも考え、何かを諦めなくてはなりません。
家づくりのプロである建築家と工務店にすべてを委ねることを決めたとはいえ、家に関する希望は全くないわけではなく、むしろ、設計料がプラスになってもいいから建築家に依頼した理由は、家という空間をより快適にしたいという強い思いと希望がありました。
そのためにも、優先順位をちゃんとつけて、本当に必要なものを吟味して選ぼうと決めました。
その結果、様々な意見も聞きつつ、自分たちの家づくりに何が必要かを考えることが、この先の自分たちの人生を考えるいいきっかけにもなったのです。
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■ 1.真っ先に諦めたのは、憧れの薪ストーブ
建築家が作ってくださった模型をよく見ると、階段の脇に薪ストーブが設置されています。
実は、私が真っ先に希望して真っ先に諦めたのは、薪ストーブでした。