予算のために諦めたこと3つ vol.3【住宅ライターの家づくり】
と言われ、早速ショールームへ。
造作にするとしても、ヒントになることがあるはずだと考えたからです。
引き出しを開けたり閉めたり。ワークトップに手を置いて高さを確認してみたり、水を流してみたり。
水道から流れ出す水の音を小さくする工夫もありました。
いろいろ試しながらショールームのスタッフのお話を聞いていくうちに、システムキッチンもいいじゃない、と素直に思えました。
よく考えられた機能がふんだんに盛り込まれているのに、この価格。デザインもそんなに悪くない。
私には、もう造作にこだわる理由が見つかりませんでした。
こうして振り返ってみると、諦めなくちゃいけない場面でこそ、建築家や工務店の意見がすごく役立ちました。
その上で、取捨選択していくのは自分たち。これからの自分たちに何が必要かを考えることは、この先の自分たちの人生を考えるいいきっかけになりました。
(つづく)
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