短所を長所に!梁をタイル貼りにしてリノベの見せ場に【リライフプラス】
「新築はそこに暮らす人の姿が見えてこない」と感じ、中古+リノベーションを決意したIさん夫妻は文京区内で3,100万円、築34年の中古マンションを購入。
リノベーションは、物件探しから相談できる点にも魅力を感じたというアオイデザインに依頼。
約1,000万円(設計料別)をかけてリノベーションし、安心とこだわりの住まいを手に入れました。
■ 作業台兼食器収納でゆるく仕切ったダイニングキッチン
Iさん宅は独立したリビングを持たず、ダイニングと兼用。
そのため、ダイニングチェアはゆったりとくつろげる座面の低いものを選んでいます。
ソファとテーブルは相合家具、ダイニングチェアは柏木工のものです。
「できればなくしたい!」と思っていた大きな梁はタイル貼りに。
さらに塗り壁、サイザル麻の床を取り入れるなどして、素材の質感を生かした、調和の取れた空間にリノベーションしました。
キッチンは間口の広さを確保するため壁づけに。
扉の面材を廊下の建具と同じグレーに塗装することで、空間に一体感が生まれました。
また、床には複合フローリングを採用し、メンテナンスのしやすさを優先したリノベーションになっています。