リノベーションで中古住宅をお得な「エコ住宅」にするポイント3つ
YNS / PIXTA(ピクスタ)
■ ポイント3. 「ユニットバス」
東京都健康長寿医療センター研究所が、平成11年におこなった調査によると、一年間に約1万7000人がヒートショックに関連した「入浴中事故」で急死されています。
このヒートショック、浴室や脱衣室の温度が低く、また湯の温度が高いことが原因とされています。
ヒートショックによる事故を防ぐには、浴室の温度を25度付近に近づけ、また湯の温度は40度以下に抑えることが大切です。
そこで活躍するものが、ユニットバス!
くまちゃん / PIXTA(ピクスタ)
ユニットバスは、もともと熱の出入りがしにくいプラスチックで造られているうえに、壁・床・天井まで断熱材が入っているものもあります。
そのため、外からの冷気がはいりにくく、また熱も逃がしにくいため、浴室の寒さを防ぎ、また湯の温度も一定に保たれるのです。
いかがでしたか?
エコ住宅は、省エネであることはもちろん、家族の健康を守り、またランニングコストなど、家計にもやさしいものです。
中古住宅を購入し、リノベするときは、間取りやインテリアだけでなく、目に見えない部分にもこだわってみてくださいね。
(しかまのりこ)
【参考】
※経済産業省日本の住宅の約4割が無断熱状態