家事ストレスから開放される住まいの秘策とは?【リライフプラス】
普段は扉を開け放して使っているそうですが、片側の扉3枚を全部閉めると壁になり、客間と廊下ができるというわけです。
奥は寝室になっていて、寝室も同様の扉を閉めれば個室にできるつくりです。
3枚の扉は、梁下にうまく収まる仕組みです。客間を完全に個室にするための壁は、ランドリースペースに収納しています。
寝室は子どもたちが大きくなったら2つに分けて、それぞれの個室にできるよう天井にレールを設けています。
寝室を子ども室にする時期になれば、客間に壁を立てて夫婦の寝室にする予定です。
ライフスタイルの変化に合わせて空間を変えられるこのようなつくりは、妻の提案が発端でした。
それを「扉で空間を仕切る」という青木さんのアイディアで形にしたものです。
リビングには無印良品のモジュールに合わせて設計した造作棚があります。
これも「無印なら別の商品に入れ替えたくなってもモジュールが揃っているから使いやすいはず」という青木さんのアイデアでした。
造作棚の後ろが数センチあいているのは、棚裏の上部に間接照明が仕込まれているためです。
照明デザインの会社に勤める妻が、青木さんと相談しながら綿密に照明計画を練りました。