くらし情報『「歯がしみる…」つらい知覚過敏はなぜ起こる?対処法は?【医師解説】』

2021年5月18日 23:00

「歯がしみる…」つらい知覚過敏はなぜ起こる?対処法は?【医師解説】

できるだけ上下の歯は接触させないように

「歯がしみる…」つらい知覚過敏はなぜ起こる?対処法は?【医師解説】


もう1つはTCH(Tooth Contact Habit)、つまり上下の歯をくっつける癖の「歯牙接触癖」です。人は1日のうち、会話や食事などで上下の歯が接触する時間はだいたい17.5分と言われています。このほかにパソコン作業や料理、運動など何かに集中しているときに歯をかみしめる、食いしばっていることが多くなります。特に運動する人は奥歯に力が入りがち。寝ているときの歯ぎしりも同様です。また、ストレスを感じるとき、緊張しているときも歯を食いしばることも多いですね。

TCH、食いしばり、歯ぎしりにより継続して歯に力が加わると、知覚過敏につながる可能性があります。歯に負担がかかることを軽減するため、マウスピースを装着するという方法があります。
私は知覚過敏ではありませんが、普段から歯に負担をかけないように集中しがちな料理を作るときは必ずマウスピースをしています。

マウスピースは、歯科医院で作成すれば保険適用となるので費用はだいたい5000円程度となります。一般的にマウスピースは上の歯に装着することが多いです。これは下顎は動くけれど上顎は動かないので、動かないほうの上の歯に装着し、下顎は動きやすくしておくためです。

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