くらし情報『【更年期】閉経までのつらい更年期症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?』

2022年6月21日 09:40

【更年期】閉経までのつらい更年期症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?

ホルモン補充療法を始めるには、
●生理が不定期であること
●卵巣機能の低下が検査で認められること
●更年期症状が強いこと
といった条件が必要です。更年期の症状があれば健康保険が適用されます。薬は内服薬、貼り薬、塗り薬、腟剤と種類があり、種類と量によって違いますが、薬代は月に2,000~3,000円ほどになります。

ホルモン補充療法を始めるにはどうすればいい?

婦人科を受診


更年期症状をメインに診察しているクリニックに相談してみると良いでしょう。ホームページなどで、ホルモン補充療法の良い面、リスク面もしっかりと説明しているか、チェックしてみてください。また、ホルモン補充療法は子宮体がんと乳がんの検査を定期的に受けながらおこなうのが望ましいので、がん検査のフォローが手厚いところが良いですね。

また、ホルモン補充療法は何歳からどのような症状で治療を始めたかで投与できる期間が変わってくるので、私のクリニックでは1~2年ほど様子を見て基本的には量を減らしていきます。肌や髪が若々しくなるなどの美容効果もあるため、閉経後5年たってもやめたがらない人が多いのですが、年齢を重ねれば重ねるほど他の病気の治療、発症の可能性も考慮しないといけません。

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