2023年1月13日 22:10
「逃げ場がない」パニック障害になり電車に乗れなくなった夫。克服したきっかけはまさかの【体験談】
後日改めて病院を受診したところ、不規則な生活とストレスから来るパニック障害との診断書が出ました。
パニックの発作は、突然起こる恐怖や不快感、息が詰まる感じ、めまいなどを指します。「また発作が起こるかも」という予期不安から、発作が起こりそうな場所や逃げ場のない状況を避けるということも、パニック障害ではよくあるそうです。
退職後の夫は、しばらく何もしない状態になっていましたが、働いていなくてもパニック障害は続き、結果的に電車などの公共交通機関に乗れなくなってしまいました。ですが、その後の転職で仕事が変わってから、症状は回復傾向にありました。
パニック障害が治ったきっかけ
その後、夫は私と結婚しました。結婚後は、発作が起きてもひとりではないという安心感からか、徐々に症状も良くなってきていました。
しかしある日夫婦で買い物に行った後、バスで帰宅していた最中にあと数駅のところで発作が起きてしまいました。
夫は「バスを降りたい」と言いましたが、歩きたくない私はそれに激怒! 「発作が起きても死ぬわけじゃないし、今までも死んでない!」と言うと、苦しみながらも夫の発作が治まっていったのです。
夫はその後も「発作が起きても死なない」