2023年1月13日 22:10
「逃げ場がない」パニック障害になり電車に乗れなくなった夫。克服したきっかけはまさかの【体験談】
しかしその後も夫の状態は改善せず、駅員は救急車を要請しました。
駆けつけた救急隊員は、夫の状況を見て過呼吸という単語を口にしたそう。夫はそれを聞いて、なぜか「それなら全然問題ない!」と思ったようで、急に気がラクになって症状が治まりまったのだそう。そしてそのまま、新幹線で大阪まで帰ってきたのです。
出張から戻った夫は、休むことなく次の日も通常通り勤務をしていました。しかし、その日の昼休憩にごはんを買いに外に出たら、急に強いめまいが起こったのだそう。
結局うまく歩くことができず、昼食も買えないまま、少し休んで仕事に戻ったそうです。
昼休憩が終わり、仕事を始めると夫は急に呼吸が苦しくなってきたのだそう。
過呼吸の状態になり、だんだんと手先が硬くなって動かなくなったと言います。
そのうち体全体も動かせなくなり、ついには顔まで固まってしまいました。様子のおかしい夫を見て、同僚たちが慌てて救急車を呼び、夫は病院へ搬送されることに。
夫の体はカチカチに硬直しており、病院に着いて看護師や医師が服を脱がそうとしても、脱がせられなかったそうです。結局そのまま点滴をしてもらい、しばらくすると体がラクになり引きつっていた顔も緩みました。