くらし情報『当事者だから語れる「双極性障害」の本当の実態と治療とは?【体験談】』

2020年11月8日 23:00

当事者だから語れる「双極性障害」の本当の実態と治療とは?【体験談】

私の場合は躁状態になると気分が高揚し過ぎて、暴力行為を起こして何度か警察のやっかいになったこともあり、うつ状態になると仕事に行けなくなったりとずいぶん差がありました。双極性障害と診断されてから薬が変更され、しばらくは2週間に1回通院していました。もともとうつ病だと思っていたので、カウセリングも必要かと思っていました。ですが、躁うつ病にはカウセリングは合わないと主治医から言われため、カウセリングは受けませんでした。

躁うつ混合状態で入院することに!

当事者だから語れる「双極性障害」の本当の実態と治療とは?【体験談】


あるとき急に怒りっぽくなったり、どうかするとうつ状態でぐったりするようなことが続きました。主治医に相談すると、「ちょっと入院してみようか」という話になり、自分で入院手続きをしました。まだ息子も小学生のころだったので、元夫と実家に入院中の生活計画を作り、そのように動いてもらうようにお願いし、主治医のいる病院へ入院となったのでした。

入院中は、4人部屋の大部屋でした。
私のように家庭のある入院患者さんはほとんどいない療養病棟でした。入院中はさまざまな検査がおこなわれ、時には脳波検査のように器具を取り付けることで髪の毛がグチャグチャになってしまう検査もありました。

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