くらし情報『当事者だから語れる「双極性障害」の本当の実態と治療とは?【体験談】』

2020年11月8日 23:00

当事者だから語れる「双極性障害」の本当の実態と治療とは?【体験談】

その姿を心配してくださった看護助手の方が、入浴日ではないのに「ここで髪の毛洗いなさいよ」と気をつかってくださるなど、大変快適な生活を送っていました。

また、介護職をしている私が入院してきたということで、介護業界に興味を持つ看護師から声をかけられることも多くありました。本来であれば3カ月間の治療が必要と言われていたのですが、毎週日曜日に面会に来ていた元夫から金銭的なこともあり、悪いけど1カ月で退院してほしいと頼まれました。主治医と相談し、結局1カ月で退院することに。自宅療養をすることになりましたが、結局数カ月もしないうちに介護職へ復帰することになりました。薬と主治医とうまくかかわることで、症状も安定していき、それまで2週間1回の診察も1カ月になりました。

まとめ

双極性障害に限らず、心の病気は誰でもかかる可能性があるものだと思います。薬と主治医との信頼関係ができていれば症状が安定し毎日を過ごすことができるので、休むべきときは休み、できるときはやるというふうに自分のペースを守ることが大事だと感じました。
私はグレーな状態が嫌だったので3級の精神障害者保健福祉手帳を取りました。手帳を取得して10年ほどになりますが、だいぶラクな毎日を送れるようになり、気持ちもラクになりました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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