2023年5月25日 10:10
【乳がん】40代50代は発症率がピークに! 知っておきたい乳がんのこと【医師監修】
乳がんの罹患者は99%が女性とされており、男性でも1000人に1人が罹患するといわれています。そんな乳がんには、発症のピークとなる年代が2つあるのだとか。
「乳がんには二層性のピークがあり、40代後半から50代前半にかけて発症率のピークを迎えます。そして60代以降にもう一度発症率が高まります。
そもそも、がんは高齢者に多い病気です。高齢者になるほど遺伝子の修復以上が起きやすく、がんを超早期で退治する免疫力が低下します。
しかし、乳がんは比較的若い40代から発症率が増える傾向にあります。
乳がんにはさまざまなタイプがあり、サブタイプというがん細胞が持っている性質で分類しています。
40代からのピークと60代以降のピークでサブタイプを比較しても、あまり差異がなく、二層性のピークがある理由の解明には至っていません。
なので、なぜ乳がんの発症率が40代から高まるのか、原因はわかっていません」(新見先生)
こんな症状には要注意!
乳頭から血が出る!?
乳がんの症状といえば、しこりを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。新見先生によると、乳がんの症状にはしこり以外にも目に見てわかる症状があるとのこと。